疲れ目の原因として考えられるものはいくつかあります。
テレビ、パソコン、スマートフォンなどの電子機器の長時間の使用、読書、あるいはメガネやコンタクトレンズの度が自分の目に合っていない状態、空気の乾燥、煙草の煙や紫外線、ストレスなどが疲れ目の原因となります。また、パソコンを使用する際の不適切な姿勢、睡眠不足、運動不足が原因となることもあります。
電子機器を長時間、それも近い距離で見つめ続けていると、水晶体を調整する毛様体筋や、外眼筋という目の筋肉に負担がかかってしまい、血行が悪くなってしまうことによって筋疲労を起こし、疲れ目が発生します。さらに睡眠不足によって眼の状態が悪いと、回復が遅れ、疲れ目が慢性化してしまいます。
疲れ目は、その原因によって様々な症状が現れます。目の乾燥、ピリピリとした痛み、充血、物がかすんで見える、少しの光でも眩しく感じる、視力の低下、頭痛、めまい、まぶたの痙攣などがあります。
近視や老眼になることで、不自然に目の筋肉を酷使してしまったり、ドライアイを発症することによって角膜が傷ついてしまったり、緑内障や白内障といった危険な病気が疲労の原因となっている可能性も考えられます。